MinecraftPE向けサーバーツール(PocketMine-MP, Nukkit, MiNET)について解説したサイトです初心者でもわかりやすいように解説します

旧API(API: 3.0.0-ALPHA6 以前)プラグインを使うには?

現在、ほとんどのソース(src)にて
少し前のAPIで書かれたプラグイン(以下 旧APIプラグイン)をサーバーに導入して
読み込もうとすると、エラー等が出てサーバーがクラッシュ(落ちる)します。

なので
新APIバージョン(API: 3.0.0-ALPHA7 以降)に対応させる必要があります。

対応方法について

旧APIプラグインを新APIプラグインに対応する方法を説明します。
ここでは2つの対応方法について紹介します。
基本的には、APIバージョンといくつかの関数の書き換えとなります

対応方法1

自分でプラグインのsrcを書き換えるという方法です
指定した場所を書き換えるだけなので、プラグインやプログラミングの知識はそこまで必要とされません。
また、プラグインの内部コード関連に触れることができるので
いい機会になるかもしれません。
方法1はこちらより

対応方法2

CreeParker氏の配布プラグイン "APITools" を使い、自動で内部コードを書き換えてもらって対応する方法です。
内部的には方法1と変わりありませんが、手頃で簡単にできるかと思います。
方法2はこちらより

対応方法1

準備・用意するもの

1. プラグインを解凍するためのソフト or サイトなど
 (ソフト: unpharなど)
 (サイト: http://pmt.haniokasai.com/unphar.php, http://unphar.com/ )
2. テキストエディタソフト (一応 メモ帳でも可)
3. ある程度のpc及び、ファイル操作
4. ある程度のプラグイン制作に関する知識
 (無くても、このページに書かれてあることが分かれば大丈夫)
5. やる気 (必須)

全体的な行程

1. plugin.ymlの書き換え
2. onCommand()の書き換え (コマンドを使用しているプラグインのみ)
3. onRun()の書き換え (schedulerのPluginTaskなどを使用しているプラグインのみ)

ステップ1: plugin.ymlの書き換え

1. 旧APIプラグインを解凍する。
2. 解凍して作成されたフォルダ内のplugin.ymlファイルを開き、以下のように書かれてる行を探します
 ※以下に記述されてるAPIバージョンは例です。プラグインによって異なる場合があります

api: [1.0.0, 2.0.0, 3.0.0]

api: 
 - 1.0.0
 - 2.0.0
 - 3.0.0

3. その行に書かれてる数字の方を以下のように変更します (今後もAPIバージョンは更新されます)
api: [3.0.0-ALPHA11, 3.0.0-ALPHA12, 3.0.0-ALPHA13]

api: 
 - 3.0.0-ALPHA11
 - 3.0.0-ALPHA12
 - 3.0.0-ALPHA13

4. plugin.ymlファイルを上書き保存して終了

ステップ2: onCommand() の書き換え

plugin.ymlのmain: をまず見る

plugin.ymlのmain: という項目には
プラグインのメインとなるコードが書かれているファイルの場所を示しています。
例:main: Plugin\Main
とあった場合、プラグインのメインとなるコードは Main.php というファイルに書かれています。

MainファイルからonCommand()を見つける

Main.phpファイルを見ると
その、プラグインのコードがかかれているかと思います。

そのコードの中から
public function onCommand(CommandSender $sender, Command $command, $label, array $args) {
と書かれている行を探してください。(pluginによって異なる場合がございます)

onCommand()を書き換える

先ほど見つけた、onCommand()を以下のものに書き換えて下さい
public function onCommand(CommandSender $sender, Command $command, string $label, 
array $args):bool {

書き換える場所
  • $labelの前に string を追加する
  • )と{の間に :bool を追加する

以上でonCommand()の書き換えは終了となります。上書き保存を忘れずに

ステップ3: onRun() の書き換え

各コードファイルからonRun()を探す

プラグインの全てのファイルを開いて
public function onRun($xxx) {        //$xxxは何でもよい
と書かれている行を探します

onRun()を書き換える

以下のように書き換えてください
public function onRun(int $xxx) {
※$xxxの前に int を付け加える

あとは、上書き保存をして終了です。

対応方法2

  1. CreePaker氏のプラグイン APITools をダウンロードします。
  2. pluginsフォルダにダウンロードしたAPIToolsプラグインを導入します。
  3. サーバーを起動し、pluginsフォルダ内にAPIToolsフォルダが生成されたのを確認します
  4. APIToolsフォルダ内に対応させたいプラグイン(phar形式でもフォルダ形式でも可)を入れます
  5. サーバーを再度起動し、コンソール画面でAPI対応ができたのを確認してください
  6. APIToolsフォルダに入っていたプラグインを、pluginsフォルダ内に移動して終わりです

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